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デザイン力をつけるデザインルールの入門書

デザインのルール、レイアウトのセオリー。

デザインルールのカタログ本。あらゆる法則、イディオムが網羅的にまとめてある。

48のルールそれぞれに理論、オリジナル作例、実際のデザイン作例、実務上の注意点がまとまっている。

デザインルール本に多いパターンが、すべて実際のデザインの作例だけをみせるか、もしくはオリジナルの作例だけを見せてルールや理論を語るタイプが多かった。本書は両方の作例をのせている。オリジナル作例は11人のデザイナーがつくったもの。

デザインルールの総まとめともいえる内容である。この一冊でデザインルールは十分の内容になっている。

増補改訂版 レイアウト、基本の「き」

エディトリアルデザイナーであり、近年は巨大壁画の画家活動もされている佐藤直樹さんの異例のデザインの入門書。一般の人向けにデザインの基本を伝えている。レイアウトだけでなく、文字、色、写真、地図などレイアウトに含む要素をカバー。

2017年に増補改訂版が登場。25ページほど増えてさらにわかりやすくなった。一般の人向けのデザイン入門書の決定版。

デザイン解体新書

休刊となってしまった月刊誌『DTPワールド』の人気連載を本にまとめたもの。エディトリアルデザインの基礎が学べる。私は当時Webデザイナーだったが、この連載を読むために毎月DTPワールドを買っていた。

なるほどデザイン

オール図解の270ページの構成が圧巻。デザインプロセス、ヒント集、イディオム集という構成。文章を極力少なくしたビジュアルブック。作例はすべてオリジナル。いかにも、なるほど!と訴求するNoritakeさんの表紙が強烈。

ある本屋さんでは、ビジネス棚にも置いてあった。また日暮里の「パン屋の本屋」さんにも置いてあった。幅広い層に届いているデザイン入門書のロングセラー。

ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング

ロゴデザインの制作プロセスをたっぷりと解説・公開した本。
デザインルールをまとめた本ではないが、普通は絶対に見ることのできないプロセス資料、提案資料を惜しげもなく公開。18事例が紹介されており読み応えがたっぷり。ロゴ関連の本では断トツにおすすめ。ロゴを発注する方にも読んでもらいたい一冊。

要点で学ぶ、デザインの法則150 -Design Rule Index

各ルールを簡潔にまとめていてカタログ的な構成にしていて読みやすい。従来のデザインルール本では扱ってない数学的、工学的、マーケティングなルールが網羅されている。デザインルール本としては異色の存在といえる。

フェース率、フィボナッチの数列、フィッツの法則、ヒックの法則、ライフサイクル、メンタルモデル、正規分布、プロトタイピング、費用便益分析、SN比、IKEA効果などユニークな項目が並ぶ。デザイナーが弱くなりがちなマーケティングが学べる。

新しい時代のデザインルール本。グラフィックデザイナーだけでなくユーザーインターフェイスを考えるWebプログラマー、Webエンジニアでも楽しめる。長らく絶版で入手が困難だったが、2015年に復刊。正方形の文庫サイズになったものの、求めやすい価格になった。

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング

丁寧にデザインの基礎の基礎をレクチャーしてくれる。レイアウトの細かいポイントまでレクチャー形式で教えてくれる。丁寧でやさしい。平面構成の入門書としておすすめ。いまだに版を重ね続けているロングセラーのデザイン入門書。

The Elements of Graphic Design

スペース、まとまり、情報の階層化などをわかりやすく解説している。歴史面や具体例もおもしろい。図版もたっぷりで教科書に向いている。英文がやさしいので、大学や専門学校の1年生向けの洋書講読の教材としておすすめ。

Grid Systems in Graphic Design/Raster Systeme

グリッドシステムといえばこのブロックマンの本が元祖であり、有名。デザイナー必読文献の一冊。図版が多いが、英文の難易度は高い。歴史的な名著なのにいまだに翻訳されていない。

WHAT IS GRAPHIC DESIGN?

グラフィックデザインとはなにか?翻訳本で理論面、歴史面からのアプローチ本。前半は理論中心の硬めの内容。後半は有名クリエイター(日本人クリエイターではGroovisions、佐藤晃一が掲載)のポートフォリオになっていて、眺めるだけでも楽しい。

魅せるデザイン、語るレイアウト。

アレフ・ゼロ(現在は株式会社コンセント)さんは雑誌デザインのプロ中のプロ集団である。実際に過去てがけた作例をもとに、過剰にロジカルにデザインルールを語った本。実績の作例が豊富で読み応えのある一冊になっている。今読み返してもキレのある解説文に驚きます。

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